神に祈りたいときには、心のの中で神を思いうかべて、自分の言葉で祈れば
よいのです。日本の習慣に従って、正座しながら手を合わせて祈れば、
集中しやすくなるでしょう。教会でも、同じように手を合わせて祈る習慣が
あります。祈るとき、自分が一生懸命にやっている毎日の仕事を神にささげ
ればよいのです。よいことをしようとしているならば、その行いが必ず神に
喜ばれるからです。よいことをしようとする心は、神へのいちばんすばらしい
供物です。
また、祈る気持ちを助けるために、祈りの文句を覚えるのもよいことです。
教会で特にみなが唱える二つの祈りがあります。一つは、イエスさまが
教えてくださった祈りで「主の祈り」といいます。
もう一つは、聖書の受胎告知のことばから取ったマリアさまへの祈りです。
ほかに、アッシジの聖フランシスコが作った「平和の祈り」もお勧めいたします。
特に朝晩、神に一日をささげるためにこういう祈りを唱えることはとても
よいことです。
なお、正しく生きるために、イエスの教えと「十戒」を思い出すのもよいのです。
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