聖書とは、神が行われた救いの歴史と神の教えを伝える本です。
「旧約聖書」と「新約聖書」に大きく分かれています。旧約聖書は、イエスが
生まれる前に書かれたもので、四十六の文書からなっています。
新約聖書は、イエスの生涯とその教えを伝え、二十七の文書からなって
います。
旧・新約聖書は、ともにキリスト教の「正典」、すなわち、正式の教えの本です。
書かれた時代と文化圏が違うので、正しく理解するためにいくらかの準備が
必要です。はじめて読まれる方には、イエスの教えを伝える四つの福音書が
勧められます。
わが国には、最近、いくつもの日本語訳聖書があります。
カトリック教会から出ているものには注解があります。それは、助けとなる
でしょう。また、聖書を分りやすく紹介する本もありますので、はじめて聖書を
読まれる方には、そのような本が勧められます。